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大地の再生とは

大地の再生は、矢野智徳氏が長年にわたる自然の観察と実践の中から見出してきた、環境再生の考え方と手法です。
大切にしているのは、自然に倣うこと。

風はどう動いているのか。水はどこで留まり、どんな状態で、どこへ流れようとしているのか。
土の中では何が起きているのか。植物や生きものは、どんなサインを見せているのか。


その場所をよく観察し、その場の呼吸を読みとりながら、滞っているところに必要最小限の働きかけをしていきます。
土の中にすでにある、空気と水の通り道にアクセスしていくことで、生きものたちが健やかに息づく環境へと循環が促していく。
土の中の空気と水の通り道をつくること(通気浸透水脈)や縦方向に空気と水が動くような穴を開けること(点穴)、風に倣って草を刈り、木を剪定すること(風の草刈り、風の剪定)などは、そのための具体的な手法です。大地の再生がしているのは、人の力で自然を思い通りにつくり変えることではありません。

自然が本来持っている力が再び働きはじめるように、人が必要なところに、必要なだけ手を入れる。自然の仕組みをお手本にした小さな一歩が、大地が本来もった循環を呼び覚ましていきます。

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